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ラウルプラチナ

弊社イチオシのプラチナ合金「ラウルPt900」。従来のプラチナよりも硬く傷がつきにくいため、様々なデザインへの対応が可能な素材です。

ラウルプラチナの特徴

ラウルプラチナ(ラウルPt900)とは?

ラウルPt900とは、プラチナ以外の10%分の含有物に独自の配合と技術を駆使して開発した圧倒的に硬く、加工性に優れたプラチナ合金です。
プラチナは純プラチナのままでは非常に柔らかく、そのままでは製品として変形しやすく傷もつきやすく扱いにくい金属です。そこでプラチナ以外の金属を割金として混ぜることで硬さを出し加工性を良くしています。名前にある「ラウル」は、プラチナ以外に使っている金属がウラル山脈から取れることに由来しています。

Point 1

硬度が従来品の約3倍(当社比)

ビッカース硬度(物質の硬さを表す尺度の一つで、単位はHv)を計測するとラウルプラチナは従来品に比べ約3倍の硬さがあることがわかりました。
この硬度の高さにより従来のPt900では変形や壊れの恐れがあり避けられていた細く繊細なデザインも実現可能となりました。ラウルPt900ならこれまでのプラチナ製品にはなかった幅広い展開が可能です。

ラウルPt900圧縮試験動画 Pt900圧縮試験動画
Point 2

硬いのに脆くない!

ハードプラチナは割金で硬度を高める代償として粘りが小さくなり脆さが高まり石留の際にツメが折れてしまうことがあります。一方ラウルPt900は、優れた硬度を持ちつつ粘りを有しているので爪留をしても折れることなく、加工性に優れています。

Point 3

傷がつきにくいラウルPt900

従来品とラウルPt900リングの表面に傷がつくようにリングの位置から30cmほどの高さから金剛砂を20秒間当てて、傷の付き具合を比較しました。
リングに光を当てて傷を確認すると、傷はあるものの光沢面を広く残しているラウルPt900に対して、Pt900は全体的に傷がついており光沢面が少なくなっているのが一目でわかります。

傷つけ試験動画
Point 4

変形にも約3倍強い!

こちらの写真は、圧縮試験で3kgfの荷重をかけ続け3mm変形した従来品と、8.32kgfの荷重がかかったところで圧縮試験をやめたラウルPt900。
従来品の約3倍の荷重をかけてもラウルPt900は原形を保っているのがわかります。

3kgf圧縮比較試験動画
Point 5

留め金具にも最適!

従来のPt900で留め金具など可動する製品を作ると、操作時に可動部分の地金同士がこすれ合い、品質基準をクリアすることが困難でした。
ラウルPt900は、硬度の高さから剛性が大きくなり地金がこすれ合う部分の可動がスムーズになります。そのため具合の悪さが解消され留め金具など製造に難があった製品の製造も可能になりました。

ラウルプラチナ ラインナップ

  • リング:RPtR5012
  • リング:RPtR5015
  • リング:RPtR5025